自社のマーケティングに関わる644名を対象に行なわれた北米での調査結果で、新規獲得のための予算配分の変化が紹介されていました。それによると、平均の予算シェアがテレアポなどのアウトバウンド施策が徐々に減少し、SEOやブログなどのインバウンド施策への予算配分が伸びてきているのが分かります。
インバウンド施策の中においても、PPC広告(クリック課金型の広告)が年々減少しているのに対し、ブログやソーシャルメディアを活用する施策への予算半分が伸びてきました。SEO施策は引き続き横ばいですが、ついにブログ&ソーシャルメディアの予算がそれを越えてきた企業が増えてきたと言えます。
ソーシャルメディアがターゲットユーザたちにリーチできるに値する規模となってきたことに加えて、より効率的に顧客にアプローチでき、効果的な見込み客育成を行なうことができるプラットフォームとして認識されてきたからだとも考えられます。特に規模が小さい企業ほど、この傾向は強く出ていました。
自社のブログでコンテンツを生成し、その情報をソーシャルメディアで消費してもらう。
この流れを生み出す施策やツールが今後ますます注目され、成功事例として語られる機会も多くなると思います。