世界のモバイル〜ウェブアクセスのシェア

Netmarketshareというサイトで、ウェブアクセスのデータ解析による、端末のOS/プラットフォームやブラウザの月次のシェア変遷が公開されています。

もっと追い上げられているかと思っていたiOSのシェアの高さにも驚きますが、2位のJaveMEがまだまだ健闘していることも意外です。アメリカや日本だけ、特に都市部での感覚でいると、世界標準とはズレてしまうかもしれません。

Java MEはフィーチャーフォン(日本のスマートフォン以前のケータイ、いわゆるガラケーと呼ばれるものに相当する)として考えると、世界ではまだまだ大きなシェアを誇っていると言えます。フィーチャーフォンのデータ通信プランがどのように提供されているかによって、フィーチャーフォンを使っていてもウェブアクセスをせず、SMSやメール中心の利用となってしまうことを考えると、実際の端末数はさらにシェアが高くなると推計できます。

これからモバイルの市場が大きくなるであろう国々において、フィーチャーフォンシェアが高いマーケットでは、日本のモバイル向けサービス(CMSや課金システムベンダー、コンテンツプロバイダなど)にとって、まだまだ大きなビジネスチャンスがあるはずです。