2011年4月から9月までの6ヶ月間のデータを分析したReturn Path社の調査結果によると、ブラウザを介して閲覧するウェブメールでの利用が最も多く、44%でした。ウェブメールも一種のクラウド環境と言えるので、ビジネス利用のみならず一般のインターネット利用でもクラウド利用は進んでいるのです。
参照したレポートでは、モバイルにはSMSを加えておらず、メール用ネイティブアプリケーションやモバイルブラウザでの送受信を指しています。(デスクトップはインストール型のメールクライアントを利用した送受信、ウェブメールはブラウザベースのメールサービスを指しています。)
モバイルの躍進は年々大きくなっており、いつかデスクトップを越えてくるものと思われます。iPadに代表されるタブレットデバイスもモバイルに含めてカウントしていることもあり、4月のiPad2の発売後にさらに増加傾向にあるとレポートで言及されています。BtoCにおけるメール送信では、受信側つまり消費者側がモバイル環境で閲覧していることも想定した継続コミュニケーションを視野に入れて施策を組み立てる必要があります。