
「マーケティングやっておいて」
「Z世代っぽい感じでお願い」
そんな言葉が職場で飛び交っていませんか?
今やどの企業でも”マーケティング”という言葉は当たり前のように使われています。しかし、その役割や意味がきちんと理解されずに使われていることも多いのではないでしょうか。
マーケティング=「売れる仕組みをつくること」?
よく「マーケティングとは売れる仕組みをつくること」と考えられていることがあります。確かにそれは間違いではありません。ただ、それだけだと、“売上を伸ばすテクニック”のように捉えられてしまいがちです。
実はマーケティングの本質は、もっと地味で、もっと戦略的なもの。コツコツと積み重ねてきた事実を自社独自のノウハウにした活動そのものなのです。
マーケティングの定義
コトラーや、各国のマーケティング協会が定義する”マーケティングの定義”はもちろんあります。ただ、その定義も時代により、更新されているものなのです。
あくまでここでは、「マーケティング」が担う内容として、”自社の成長につながる活動”として、考えてみてください。
事業活動は、判断の連続です。右か左か悩んだ際に、実は正解はなく、選択をした内容の積み重ねがあるのみです。
この選択の積み重ねが自社の「ノウハウ」となり、次の判断で正しい選択を選ぶ為の知識となっていきます。
そして、ここで「マーケティング」です。
選択をする際には、成功するか失敗するかで悩むと思います。では、何をしたら成功で、どうなったら失敗なのでしょうか?
事業活動で選択をする際に忘れてはならない軸、それこそが「マーケティングの本質」だと我々は考えています。
「私たちは誰に、どのような価値を届けるのか?」その軸を持っておくことで、何か選択をする際に、判断する基準が生まれます。判断基準があると、社内の意識の統一も図れ、社外に依頼する施策で達成すべきゴールも明確になります。
マーケティングは“感性”を活かすための地図
もちろん、感性やセンスは大事です。ただ、それを活かすためには「どこに向かうのか」というマーケティングの地図が必要です。
誰に、何を、どう届けるのか。
自社のサービスや商品を、どのような価値として位置づけるのか。
これらをあらためて意識し直すことで、感性やアイデアを活かしたマーケティング活動が可能となります。
まとめ:まず軸を持とう
マーケティングとは「売れる手法」を探すことではなく、「判断の軸」をつくること。施策に迷ったとき、方向性がぶれそうになったとき、その軸があなたを助けてくれます。
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